名古屋ダブルリードアンサンブル
ダブルリード楽器であるオーボ工属・ファゴット属の楽器編成による9人のアンサンブル。名古屋フィルハーモ二一交響楽団首席オーボエ奏者の山本直人が主宰し、中部地方で活躍するプレーヤーで構成され、2002年の結成から10年以上恒常的に活動している。オーボエをはじめ、イングリッシュホルン、ファゴット、そして木管楽器最低音のコントラファゴットまで、多彩な楽器編成が生み出す豊かな響きと質の高い演奏が魅力。また150曲以上の演奏レパートリーは、ダブルリード楽器を知り尽くしたメンバーたち自身によるアレンジにより、ルネサンス・バロックから近・現代に至るクラシック作品をはじめ、舞台音楽、映画音楽、ポピュラーミュージックなど多岐にわたっている。また近年、この編成のためのオリジナル曲なども発表してダブルリード合奏の裾野そのものを拡充しており、今後ますますの活動が期待されている団体である。