ジャン=マルク・ルイサダ
ロマン派や近代フランス音楽を得意とする、現代フランスを代表するピアニスト。6 歳よりM. シャンピとD. リヴィエールにパリで、その後英国のメニューイン音楽学校で学ぶ。16 歳でパリ国立高等音楽院に入学、ピアノをD. メルレに、室内楽をG. ジョワ=デュティユーに師事(両課程でプルミエ・プリを獲得)。また、N.マガロフ、P. バドゥラ=スコダ、M. マギンらの元でも研鑽を積んだ。
1985 年ショパン国際ピアノ・コンクール5位、 併せて国際批評家賞を受賞、以降世界中の主要なホールや音楽祭に出演。
録音も多く、ショパン《ワルツ》《マズルカ》(DG)、ビゼー&フォーレ(RCA、年間ディスク大賞受賞)、ショパン《舟歌&幻想ポロネーズ》(同、レコード芸術誌特選盤)等、常に高い評価を受けている。
2005 年NHK スーパーピアノレッスン「ショパン編」に講師として出演。「芸術文化シュヴァイエ勲章」、「国家功労5 等勲章」、「芸術文化オフィシエ勲章」をフランス政府より授与される。