Robert Borsos
セルビア共和国出身。
9歳よりニコラ・グルイェフスキ教授のもとクラリネットを始め、10歳でベオグラードのコンクールで優勝。12歳でノヴィ・サド音楽院でニコラ・スラディッチ教授に師事。1996年、オーストリア国立グラーツ音楽院に入学し、ベーラ・ゴヴァーチ氏に師事。在学中、ヨーロッパ諸国にてソロコンサートを開催。2003年、同大学を首席卒業。卒業後はゲラルト・バッヒンガー教授に師事しながら、ベオグラード・フィルハーモニー管弦楽団、グラーツ交響楽団、ウィーン交響楽団、イェーテボリ歌劇場などに客演。2008年、ヴェンツェル・フック氏、ペーター・シュミ―ドル氏のマスタークラスを受講。
これまでにベオグラード・フィルハーモニー管弦楽団、兵庫芸術文化センター管弦楽団に在籍し、2010年に名古屋フィルハーモニー交響楽団に入団。現在同団首席クラリネット奏者。オーケストラでの演奏の他、ソロ、吹奏楽、木管アンサンブルの指導にも積極的に取り組んでいる。