丸山のどか
Nodoka Maruyama
1992年新潟県生まれ、愛知県在住。
ベニヤや角材などの製材された木材を用いて、言葉や風景を表象的に切り取り、立体化する作品を制作。近年では、パソコンやスマートフォンなどの液晶画面に流れる情報を「現代の風景」の一部として記号的に取り入れるなど、現実と虚像の間を空間に配置する作品を発表している。
今回は、港まちをはじめとした名古屋一帯の地域性から自身が感じ取ったトピックと、個人的な経験にまつわるエピソードを重ね合わせた主題をもとに、港まちで制作した新作インスタレーションを発表する。
主な展覧会に、ファン・デ・ナゴヤ美術展・個展「風景をみる/風景にみる」(市民ギャラリー矢田、愛知、2019年)、足助ゴエンナーレ「足助的芸術界隈」(足助商店街各所、愛知、2018年)、「3331 ART FAIR 2018」(3331アーツ千代田、東京、2018年)、「アタミアートウィーク2017 –天つ風むすぶ熱−」(熱海市内各所、静岡、2017年)などがある。