山田弦楽四重奏団
2013年6月、愛知県立芸術大学の学生により結成。日本人作曲家を中心とした近現代作品を主に取り上げ、精力的に活動している。団体名は第一ヴァイオリンの苗字である山田と、日本を代表する作曲家の一人である山田耕筰先生の名前から。
学内選抜者による「室内楽の夕べ」コンサートに2年連続で出演。第3回宗次ホール弦楽四重奏コンクールに出場し、原田禎夫、ヴァーツラフ・レメシュ、百武由紀各氏のマスタークラスを受講。
これまでに百武由紀、花崎薫の各氏に師事。最近は、宗次ホールのランチタイムコンサートを中心に活動中。特に日本の歌を弦楽四重奏に編曲したものなどを取り上げ、弦楽四重奏曲だけではなく様々な曲の魅力を発信している。
山田貴子 Takako Yamada(ヴァイオリン)
滋賀県東近江市出身。
滋賀県立石山高等学校音楽科、愛知県立芸術大学音楽学部器楽科、同大学大学院博士前期課程修了。2013年度山田貞夫財団奨学生。2016年度北野生涯教育振興会奨学生。これまでにヴァイオリンを塩沢まり子、池川章子、白石禮子、D・ノーラン、辻井淳の各氏に師事。現在、オーケストラの客演や室内楽を中心に活動している。
和田有里奈 Yurina Wada(ヴァイオリン)
岐阜県岐阜市出身。
愛知県立芸術大学音楽学部器楽科卒業。これまでにヴァイオリンを若林亜由、加藤瑞木、福本泰之、辻井淳の各氏に師事。現在、東海地方を中心に演奏活動と後進の指導にあたっている。
西尾結花 Yuka Nishio(ヴィオラ)
愛知県春日井市出身。
名古屋市立菊里高等学校音楽科、愛知県立芸術大学音楽学部器楽科卒業。これまでにヴァイオリンを長友野慈呼、福本泰之、林茂子、D.ノーラン、辻井淳の各氏に師事。室内楽やオーケストラではヴィオラ奏者としても活動。現在、東海地方を中心に演奏活動と後進の指導にあたっている。
紫竹友梨 Yuri Shichiku(チェロ)
新潟県出身。
10歳よりチェロを始める。愛知県立芸術大学音楽学部を経て、同大学大学院音楽研究科博士前期課程修了。 第21回レ・スプレンデル音楽コンクール室内楽部門第1位。在学中、学内オーディションによって選抜され、第42回愛知県立芸術大学定期演奏会、愛知県立芸術大学卒業演奏会になど演奏会に多数出演。 ジャパンストリングカルテット弦楽四重奏団マスタークラス、プラハサマーアカデミー、チェルヴォサマーアカデミーを受講し、演奏会に出演。また草津国際音楽祭を奨学生として受講、演奏会出演。
2012年から2014年、2015年から2017年まで愛知県立芸術大学アンサンブル要員。2014年新潟県立新潟中央高校特別講師として講演。新潟市ジュニアオーケストラOBOGアンサンブル、新潟チェロアンサンブル、アンサンブルコレーグと共演。
これまでに天野武子、花崎薫、松波恵子、舘野英司、渋谷陽子、ルドヴィード・カンタの各氏に師事。現在は東海地方を中心にソロや室内楽、オーケストラなど幅広く演奏活動を行いながら、後進の指導にも力を入れている。 名古屋フランス音楽研究会会員。サラマンカホールレジデントカルテット。