西尾 洋
1977年生まれ。作曲家。ヤマハ音楽教室で4歳よりピアノを、6歳より作曲を始める。東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て同大学作曲科中退。リューベック音楽大学大学院を審査員満場一致の最優秀で修了。現代音楽の作曲と並行して、バロック時代の巨匠バッハにゆかりのあるドイツ・リューベックの地で、オルガン音楽を中心に古い時代の音楽も研究。帰国後は上野学園大学を経て現在東京藝術大学作曲科、ヤマハマスタークラス特別コース講師。日本ソルフェージュ研究協議会理事。作品はバロック以前と現代それぞれの作曲技法を掛け合わせた室内楽曲が中心。著書に「応用楽典 楽譜の向こう側」「鍵盤和声 和声の練習帖」(音楽之友社)がある。