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島田彩乃

Photo | Kazuto Shimizu

島田彩乃

ピアノ

桐朋女子高等学校音楽科を首席で卒業。パリ国立高等音楽院、同研究課程、エコールノルマル音楽院修了。その後、文化庁海外留学制度研修員としてライプツィヒ音楽大学にて研鑽を積む。これまで、全日本学生音楽コンクール、ジャン・フランセ国際音楽コンクール、シドニー国際ピアノコンクールをはじめ、国内外数々のコンクールにて優勝、入賞。
パリ在住時より、フランスおよびヨーロッパ各国、日本、また南アフリカ、チュニジアにおいてもフェスティバルにたびたび招かれ、パリ・サル・コルトー、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス、フィレンツェ・ヴェッキオ宮殿等々内外にて演奏活動を行うほか、東京フィルハーモニー交響楽団、九州交響楽団、シドニー交響楽団、ヨハネスブルグ交響楽団等オーケストラとの共演、TV・ラジオ出演など、多岐に亘った活動を活発に行う。CD『ドビュッシー/デュティユー/ラヴェル』をリリース。作曲家デュティユー氏本人から賛辞が贈られたほか、各誌にて高い評価を得る。これまで、故福岡幸子、須田眞美子、ジャン=フランソワ・エッセール、アキレス・デル=ヴィーニュ、ジャン=クロード・ペヌティエ、ゲラルト・ファウツの各氏に師事。また、作品解釈および演奏表現において西巻正史氏のアドバイスを受ける。十余年に及ぶ欧州活動の後、2011年帰国。ソロのみならず室内楽にも精力的に取り組み演奏活動を行い、カール=ハインツ・シュッツ(ウィーンフィル首席フルート奏者)、ラモン・オルテガ=ケロ(バイエルン放送響首席オーボエ奏者)、アラン・ムニエ(元パリ国立高等音楽院チェロ教授)、林峰男(チェリスト)、木越洋(チェリスト)等、国内外のアーティストと共演、厚い信頼を得ている。同時に、上野学園大学講師、コンクール審査など後進の指導にも力を注いでいる。現在も毎夏欧州のフェスティバルに招かれ、リサイタル出演、マスタークラス講師等、海外でも継続して活動を展開している。