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上里はな子

上里はな子

ヴァイオリン

2歳よりヴァイオリンを始め、史上二人目となる全日本学生音楽コンクール小学生の部・中学生の部全国第1位を成し遂げる。
1990年豊橋市の文化振興特別賞を受賞。
1994年第63回日本音楽コンクール入選。

桐朋女子高校音楽科に首席で入学、1995年ウィーン国立音楽大学に入学。
安田生命クオリティ・オブ・ライフ文化財団から助成を受ける。
ウィーン国立音楽大学のソリストオーディションで優秀賞を獲得し、リサイタルを行う。また、ムジーク・フェラインでの大学オケの演奏会にも度々出演している。

1997年パガニーニ国際ヴァイオリンコンクール第5位。
2001年ヤッシャ・ハイフェッツ国際ヴァイオリンコンクール第2位、現在までの日本人唯一の入賞者である。

8年間ウィーン国立音楽大学で学び、2001年に帰国。帰国後はリサイタルや室内楽と演奏等で全国を飛び回るかたわら、後進の指導にも力を入れている。
数年前より室内楽セミナーに講師として招かれ、また2013年、カンマームジークアカデミーin呉を松本和将氏らと共に立ち上げ、後進の指導にあたっている。
2010年に松本和将(ピアノ)、向井航(チェロ)とピアノトリオを結成し、2012年には東京、京都、広島などで全国ツアーを行う。
また多くのアーティストのライブにツアーメンバーとして出演し、幅広いジャンルのレコーディングにも参加、テレビ番組にも数多く出演している。
これまでに、小林武史、小林健次、徳永二男、シモン・ゴールドベルク、ザハール・ブロン、ルッジェーロ・リッチ、ゲルハルト・シュルツの各氏に師事。

これまでに、 ソロでは『Tiare』・ 『Scherzando』・ 『アニカル・ジブリ集』・ 『GIFT』 の4枚のCD、トリオでは『チャイコフスキー:ピアノ三重奏曲“偉大なる芸術家の思い出に』、2014年6月には松本和将とのデュオアルバム「フランク、グリーグ:ヴァイオリンソナタ」をCD、SACD、アナログレコードで同時リリース、大きな話題となっている。
完璧な技術に裏打ちされたその深く美しい音色は、聴衆を魅了し続け、共演者からも高い信頼を得ている。