豊嶋康子
Yasuko Toyoshima
1967年、埼玉県生まれ。同地在住。
日常生活の中で人々が無意識のうちに従っているさまざまな制度やシステム、例えば定規の目盛りや金銭を流通させるための銀行という仕組みに手を加え、鑑賞者にそれらを意識させるような作品を制作。鉛筆の中心を削り「書く」という機能を逸脱させた《鉛筆》シリーズに代表されるような、日常的なモチーフにあえて歪みを生じさせるユーモラスでコンセプチュアルな作品で知られる。今回は、平面と表裏の関係を明示させる《パネル》シリーズを中心として 旧・名古屋税関港寮の空間に構成した作品を展示。
HP:www.toyoshimayasuko.com