折元立身
Tatsumi Orimoto
1946年神奈川県生まれ、同地在住。
1969年渡米。1972年からニューヨークで、アーティストのナムジュン・パイクや前衛芸術運動・フルクサスに関わる。1977年に帰国、川崎市を拠点にパフォーマンスや写真、映像、ドローイングなど幅広い作品を世界各地で発表。顔一面にパンを付け各地の人びとと交流する路上パフォーマンス「パン人間」や、自身が介護するアルツハイマー症の母親を題材にした「アート・ママ」シリーズで注目を集める。
アッセンブリッジ・ナゴヤ2019では、これまで世界各地で開催してきた「おばあさんとのランチ」のプロジェクトを、港まちのおばあさんを招いて行った。2年にわたるプロジェクトとして、今回はその記録映像を発表する。
主な展覧会に、個展「 昔と今」(尾道市立美術館、広島、2018年)、個展「生きるアート 折元立身」(川崎市市民ミュージアム、神奈川、2016年)、「ヴェネチア・ビエンナーレ」(イタリア、2001年)、個展「アート・ママ」(原美術館、東京、2000年)、「サンパウロ・ビエンナーレ」(ブラジル、1991年)、「シドニー・ビエンナーレ」(オーストラリア、1988年)などがある。