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井原義則

井原義則

テノール

佐賀県出身。

愛知県立芸術大学音楽学部声楽専攻卒業、同大学院修了。ウィーン・ゲーテアニッシェスコンセルヴァトリウム卒業。故洞谷吉男、故小島琢磨、神田詩朗、故木下武久、中田淳子、故ヒルデ・レッセル=マイダン、児井恵の各氏に師事。

ドヴォルザーク《レクイエム》でデビュー後、同《スタバート・マーテル》、ベートーヴェン《第九》、《荘厳ミサ曲》、ヘンデル《メサイヤ》などのミサ曲や合唱のソロを数多く務める。オペラでは、《マルタ(ライオネル)》やモーツァルトの四大オペラ《フィガロの結婚(バジリオ・伯爵)、ドン・ジョヴァンニ(オッタービオ)、 コジ・ファン・トゥッテ(フェランド)、 魔笛(タミーノ)》、また、《真夏の夜の夢(ライサンダー)》、《秘密の結婚(パオリーノ)》、《テレジアスの乳房(亭主)》など、邦人作品《海の子守唄(六朗治)》、《額田女王(大海皇子)》、《忠臣蔵(大石内蔵助)》、《織部焼文様(古田織部)》、《宗春(宗春)》、《琵琶白菊物語(藤原師長)》、《民吉(民吉)》、《安珍と清姫物語(安珍)》、《宗春(宗春)》、《忠臣蔵(大石内蔵助)》など、オペレッタでは《こうもり(アイゼンシュタイン)》、《メリー・ウィドウ(ダニロ)》、《伯爵令嬢マリッツァ(タシロ伯爵)》など、ミュージカルでは《ウエストサイド物語(トニー)》、《ファンタスティックス(マット)》、《カルメン・ジョーンズ(ジョー/ホセ)》、《ラスト・メリークリスマス(ロバート)》、《ショー・ボート(ゲイロード)》、《ボーイフレンド(パーシバル)》などの大役をこなし、いずれも好評を博す。

リサイタル(美しき水車小屋の娘など多数)、ジョイントリサイタル(詩人の恋など)をはじめ、その他のコンサート多数。ドイツ、オーストリア、ニュージーランド、ハワイ、ウクライナでもコンサート開催。また、オペラ演出家としても活躍中。

1985年《ウエストサイド物語》のトニー役で、名古屋市芸術創造賞受賞。1988年名古屋市新進芸術家海外研修員として、ウィーンに短期留学。1989年から3年間、あらためてウィーンに留学。愛知県立芸術大学非常勤講師、南山大学エクステンションカレッジ、NHK文化講座講師。名古屋市昭和文化小劇場芸術アドヴァイザー。