TALK│ 地域美学スタディ
10.20(木)19:30-21:00(15分前より開場)
有料
vol.4 土屋誠一「国家/社会/アート ー日本の端から見えるもの」
BACK
Regional Aesthetics Studies vol.4
vol.4 土屋誠一「国家/社会/アート ー日本の端から見えるもの」

下道基行 《漂泊の碑》(2014—)

東日本大震災、戦後70年の節目、イギリスのEU離脱など、この10年で世界は大きな変化の渦中にあり、総体的な右傾化が起こっています。沖縄に在住し、近年社会的な活動を積極的に展開する土屋誠一を迎え、今日のアートにおける公共性の可能性とその限界について探ります。
今回は特別に、本展参加アーティスト・下道基行による、沖縄の海に漂着したガラスビンから制作された食器《漂泊の碑》(2014—)が並べられたテーブルを囲みます。

地域美学スタディ

本展を読み解くためのトークシリーズ。2000年以降、地方都市や地域を拠点とする建築家やアーティストが増加し、地域のコミュニティに根ざした活動や、公共性や社会性が高いアートプロジェクトのあり方が各地で問われています。「地域」がフォーカスされている今、改めて有効な社会とアートのあり方を模索します。

会場 旧・名古屋税関港寮(雨天の場合、会場変更)
ゲスト 土屋誠一(美術批評家/沖縄県立芸術大学准教授)
聞き手 服部浩之
定員 30名(予約不要)
参加費 500円(1ドリンク付き)
土屋誠一 / Seiichi Tsuchiya

美術批評家、沖縄県立芸術大学准教授。
著書(共著)に『拡張する戦後美術』(小学館)、『実験場 1950s』(東京国立近代美術館)、『現代アートの巨匠』(美術出版社)など。